どうも、中年シクロクロッサーのアキヤマです。
サイクリングは自分のペースで走りたいですよねー。
できる限り車の通行量の多い道路や
信号が多い道は避けたいものです。
ですから皆んな車の通らないサイクリングロードや
川沿いの土手などを好んで走るのが
ほとんどだと思います。
ただ、サイクリングするときに
公道(幹線道路など)を全く走らないなんてことは
ほぼ不可能です。
よって公道を走る上でどんなリスクが潜んでいるか
常に頭に入れておく必要はあります。
事故にあったり起こしたりしては意味はありませんが
ある程度長い時間走って公道を走るスキルや
心構えを持つ事も大事になってきます。
私が約5時間(走行時間約4時間)のライド中に
3回急ブレーキをかけ「ヒヤッ」とした
3種類のパターン(たまたま上手い具合に3種類に分かれた)
体験を紹介します。
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被害者になるパターン
これは二輪車と自動車の事故によくあるパターンで
左折する自動車に二輪車が接触する(巻き込まれる)もの。
私のケースは自動車がコンビニの駐車場に
入るため左折したのですが
直前でウインカーを出し急に左折したため
後を走っていた私が急ブレーキをかけたというものでした。
車を運転する人ならよくわかっているはずの
「左後方は死角になる」位置では
できる限り走らないように心掛けていますし
被視認性の高い蛍光イエローのウィンブレを着たりして
自分の存在をアピールしていますが
それでも、ドライバーの見落としが
大いにあることを前提に走らなくてはいけませんね!
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加害者になるパターン
(2018年現在)だいぶ自転車専用レーンが
増えてきた道路事情。
走りやすくなり喜ばしいことではありますが
この自転車専用レーンこそ危険が潜んでいます!
私のケース
駅近くのわりと歩行者も多い幹線道路。
車道は渋滞していたのですが自転車専用レーンがあったので
「快適♪ 快適♪」と、走っていたところ
いきなり歩道(左)側からおばあちゃんの乗る自転車が
自転車専用レーンに車線変更!
「ぬぉ〜」急ブレーキ・ロックしたタイヤ2〜3mスリップ!!
おばあちゃん全く私の存在に気付いておらず
我が道を行く状態・・・
もし衝突していたら恐らく、おばあちゃんは転倒し
下手したら頭打って「最悪な事態」もあり得えます。
これはお年寄りだけでなく
小さなお子さんにもいえますので
自転車専用レーンだからといって
優越感にひたって我が物顔で走っていると
痛い目にあうでしょう。
特に人通りの多い場所は
謙虚な気持ちで走る必要がありますね。
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被害者だけど加害者にもなるパターン
私の体験したものは
かなりレアなケースかもしれません。
私は普通に車道左側を走行
同一車線の車は私の前も後もだいぶ離れていました。
前方から自転車乗った女性が
(おばさんかおねえさんか判別できなかった)
歩道を(いわゆる自転車でいう)逆走してきました。
女性は後ろを振り返りながら女性の同一方向に向かう車
(私からは対向車)が来ているかを確認しています。
そしていきなり
私の前を横切り反対車線に移ろうとしたのです。
しかも歩行者赤信号の横断歩道を!!
「ぬぉ〜」っと急ブレーキ
何とか衝突せず事なきを得ましたが
この女性の行動は全く予測できませんでした。
よくよく思い返して記事にしているので
予測できそうなものだと思われるかもしれませんが
私はただただ普通に走っていただけですからね。
衝突していたら私は被害者ですが
私のほうがスピード出ていましたので
状況的には正当であっても
結果的に相手に加害してしまったかもしれません。
嫁にこのことを話したところ
(スポーツバイクで走っている)
「あなた達は思っている以上に速いんだよ!」
「車運転していても、大丈夫かなと思っていたら
すごいスピードで近づいてきた!」と力説
これ、一般的な人の感想かもしれません。
このことを理解しないで公道を走ると
痛い目にあうかもしれませんね!
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まとめ
サイクリングロードなどと比べ
危険が多くデメリットが多い公道は
集中力を欠くと被害者にも加害者にも
なり得るということを
改めて感じました。
公道を走ることは信号待ち等も含めて
思い通りにいかないことが前提と考え
気持ちにゆとりを持って走る必要があります。
またもう一つ強く感じたのが
「自転車の立場が非常に曖昧」なこと。
道路などのインフラ的な部分も
曖昧なところが多いですし
歩行者、車のドライバーの認識、
そして何より自転車に乗っている
自分自身の認識や考えが
曖昧なのです。
そうなるとそれぞれが
自分の都合の良い考えで行動してしまうので
結果的に事故につながってしまうのです。
できる限り安全でリスクの少ない場所を選んで
走ることも重要ですが
最初に話したようにサイクリストが公道(幹線道路)を
全く走らないなんてことはほぼ不可能なので
今一度公道を走るリスクを理解する、
周りの状況に合わせスピードを協調するなどして
とにかく、気持ちにゆとりをもって走りましょう。
ただ、決してサイクリングロードや公道でないところが
危険ではないことではありませんので
くれぐれもスピードの出し過ぎや
無謀な運転には注意です。
ではでは
Goodなシクロクロスライフを!