どうも、中年シクロクロッサーのアキヤマです。
私はシクロクロスレースに出場するにあたって常に
気になっている事があります。
それは
「心臓が止まってしまわないか!」と。
これ、冗談でも何でもなく私がシクロレース初参戦の時から
ずっと本気で思っていることです。
ちなみに私は心臓に病気を持っているとかどこか患っているということはありません。
ただ、よくニュース等で耳にしませんか?
マラソン大会で走った後に急に倒れて死亡者が出たとか、
トライアスロンのスイムで息継ぎをしていない人がいる!と
確認したら死亡していたとか。
いわゆる、運動中や運動後の突然死!
しかも、聞くのはほとんど男性で私と年齢も近い40〜50代!
(女性より男性の方が約2倍多い確率で起こっている)
まさに他人事とは思えない事件・事故。
どうしてそういうことが起こるのか?原因はいったい何!
では、次のことを話していきましょう。
スポンサードリンク
不整脈の中でも致死性高い心室細動
細かい医学的な話しは専門のお医者さんにお任せしますが
心室細動とは・・・
心臓の心室が小刻みに震えて痙攣状態になり全身に血液を送るポンプ機能が喪失すること。
数秒で意識を失い、この状態が数分続くと死に至ります。
読めば読む程、調べれば調べる程「恐くなってきます!」。
2009年の東京マラソンでタレントの松村邦洋さんが途中で心肺停止状態になった事故がありました。
彼の場合AED(自動体外式除細動器)を使った処置が早かったので蘇生できたのですが
これが心室細動による急性心筋梗塞だったのです。
スポンサードリンク
頑張り過ぎた結果
前述の松村さんの場合、当時体重が102kgだったらしく、
どう見てもマラソンを走れる体重じゃないですしマラソン(運動)をなめていたような…完全に準備不足だったような…気がしてなりません。
が、しかし
突然死した方の中で普段から健康に気をつけ一般的な人より
多く運動をしていた人が実は、少なくないのです。
問題は・・・
頑張り過ぎてしまうことです。
普段から練習や運動しているからこそ大会やレースの時、
いつも以上に頑張ってしまうのです。
たとえ体の調子が悪くても、仕事が忙しくて睡眠不足でも、
ストレスがたまっていても、多少風邪ぎみでも!
全然「大丈夫だ!」と無理をしてしまうのです。
棄権なんか「できない」し、「したくない!」
せっかく練習してきたのに・・・!っと思うのは私も全くもって同感します。
でも、これが落とし穴で、下手したら戻ってこれなくなります。
スポンサードリンク
死なないためにすべき事
※これをやれば「絶対」大丈夫というものはありません。
自己責任でお願いします。
結局は普段からのこつこつ積み重ねたトレーニングが重要
やっぱり、何といっても普段からの準備、練習が大事です。
そして、レース前の準備運動もしっかりやる。
特別なことではなく、当たり前の事ですが中高年には超重要なことです。
関連記事↓
心肺機能を高めるのにCXバイクはいらない!
とにかく
「急」に激しい運動をする、とか「急」にペースを上げたり
下げたりすることはとても危険です。
徐々に体を温めてレースに臨み、終わったら、体を冷やさないようにケアする。
基本的なことですのでしっかりやりましょう。
ちなみに、私は30歳の時、寒い冷え込みのきつい日に
ほぼ準備運動なしで草サッカーをやった結果
右アキレス腱をブチっと完全断裂する大怪我を経験しています!(泣)
が、
ブチっと、いっちゃうのが心臓だったら取り返しがつきません。
体調・栄養管理は神経質になるくらいが丁度いい
ちょっと風邪気味だなと感じたら市販薬でもいいのですぐ対処する!
通常の食事だけだと栄養バランスが取れてないなぁミネラルが足りないなぁと思ったら
サプリメントを飲みましょう!
体重は毎日計りましょう。
適正体重から離れないようにチェックしましょう。
睡眠不足はご法度!
自分が何時間寝れば体調が良いのか調べましょう!
関連記事↓
シクロクロスレースで良い結果を出すための身体づくり
スポンサードリンク
シクロレースで死なないためにやれる事はたくさんあります!
最後に
初老になると、出来る限り人生を楽しむためやりたい事は
「今やる、すぐやる、とっととやる!」
という考えで行動するべきです。私もそう心がけています。
が、しかし
心にゆとりを持っていることが前提です!
無理をしたり、義務感みたいなものが出てきたら、まず良い結果は生まれません。
体調が悪くても「レースに出たいなぁ」なんて思った時は自分を俯瞰して見て、
「ここで無理しても良いことないぞ!」と言ってやりましょう。
「まだ、次がある」と良い意味で開き直りましょう。
まあ、それが難しいんですけどねぇ〜(笑)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
ではでは
Goodなシクロクロスライフを!